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おすすめ消費者金融のカードローンを紹介!安心してお金を借りられる

2024.04.19
おすすめ消費者金融のカードローンを紹介!安心してお金を借りられる

家電の故障、冠婚葬祭、病気の治療、今でなければ手に入らない品など、どうしても必要な時や欲しいモノがある時、お金がすぐに必要です。そんな時に重宝するのがカードローンです。

カードローンといえば、消費者金融や銀行が扱っていることで知られています。その中で消費者金融に関しては、怖いイメージがある、周りに知られると困るというだけでなく、大きな利息で借金が大変だと考えている人は少なくありません。

しかし今は、法律の規制により借り過ぎず、なおネットの普及で便利に早くお金を借りることができるようになりました。そんな消費者金融からは、どこからお金を借りるのがいいのか、ランキング形式で紹介します。

消費者金融とは安心してお金が借りられるところ。銀行との違いも解説

カードローンは、まとまったお金を必要とする個人に融資できる、使い道が自由な金融商品です。扱っているのは、消費者金融や銀行が多いです。クレジットカード会社も扱っています。

しかしよく見るカードローンのCMは明るい雰囲気があるものの、消費者金融にあまり良いイメージを持っていないため借りにくいという人はいるでしょう。

消費者金融とはカードローンでの融資を早く対応してもらえる貸金業者

昔の消費者金融のイメージといえば、お金を借りることができても金利が高くて返済では暴力的な人が取り立てに来る、と怖く考えている人は少なくありませんでした。また昔を知らなくても、ドラマなどで怖いイメージを持っている人も少なくありません。

しかし、実際には今はそんなことはありません。改めて消費者金融について説明すると、以下になります。

消費者金融とは
貸金業法に従って、消費者にお金の貸し付けを行っている業者をさします。貸金業者として都道府県や財務局の認可を受けて経営を行い、法律に基づいて金利や融資額を定めているため、問題になるような無理にお金を貸したり取り立てたりすることはありません。

参考:貸金業法Q&A:金融庁

脅して怖い取り立てをするというのは、闇金(ヤミ金)といわれる違法業者です。闇金は、貸金業者として登録もせずに違法な金利や方法で利益を得ている業者になります。この闇金と消費者金融を混同するために消費者金融が怖いという人がいますが、同じ融資を行っていても実際には大きく違うものです。

ちなみに今はほとんど聞くことのなくなった「サラ金」は、消費者金融の昔の呼称になります。昔は、今の法律で規制されていた頃よりも金利が高く、取り立ても厳しく行われていました。今は、昔よりも消費者を守る内容の法律となっているため、貸金業者の対応も違います。

【貸金業者の推移】

年月 2004.03 2010.03 2015.03 2022.02
貸金業者数 23,708 4,057 2,011 1,590

参考:貸金業関係資料集の掲載について:金融庁

これは金融庁の資料にある貸金業者の数ですが、数字を見ると昔よりも貸金業者の数が大きく減っていることがわかります。

業者数が減っている要因として、2010年に完全施行された貸金業法の改正により取り締まりが行われたり、過払い金対応で経営が厳しくなったりということがあります。またインターネットの普及でネット対応の有無、情報や口コミなどの評判が影響を与えていることも考えられます。

今は昔よりもかなり数は少なくなってしまった消費者金融ですが、逆に今まで経営を続けている貸金業者は、それだけ消費者に利用されて評判もよいことが容易に想像できます。

消費者金融の大手・中小と銀行の違いを知って選択することが大切

実は、消費者金融にはテレビCMでよく見る大手消費者金融や、闇金と間違われそうなほど知名度のない中小消費者金融があります。規模が小さくてテレビCMは無理でも、ネットの情報で知られている消費者金融もあります。

「街金」という言葉もありますが、これは中小消費者金融のことを指し、サラ金同様、昔の呼称になります。

消費者金融の大手と中小でどちらからお金を借りたらいいのかは、それぞれの特長に合うかどうかで変わってきます。また銀行カードローンも合わせて比較してみると、下記のような違いがあります。

【各カードローンの違い】

  大手消費者金融 中小消費者金融 銀行カードローン
代表的なもの SMBCモビット
プロミス
アコム
アイフル
レイクALSA
セントラル
フタバ
フクホー
ライフティ
三井住友銀行カードローン
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
みずほ銀行カードローン
上限金利 18% 19~20% 14~15%
対応スピ―ド 即日融資が多い
(1時間ほどで融資も可能)
即日融資が多い
(来店の必要がある貸金業者もある)
最短翌営業日で融資
(即日融資はできない)
WEB完結申込の有無 可能 一部可能 大手都市銀行など一部可能
特長 金利が高い
即日融資が可能
審査が早い
一定期間の無利息サービスがある
WEB完結など申し込みしやすい
カードレスでの利用が可能
金利が高い
過去にブラックになっても柔軟に対応してもらえる可能性がある
WEB完結申込ができるのは一部の貸金業者
一部に無利息期間サービスがある
即日融資はできない
キャッシュカードと兼用できることが多い
返済は口座引落が多い
口座残高不足の時に自動融資ができることがある(手続きが必要)
他のローン商品と併用すると金利優遇されることがある
向いている人 今まで金融事故などを起こしたことがない人
収入が定期的にある人
急いでお金を借りたい人
大手消費者金融の審査に落ちた人
過去に金融事故を起こしたことがある人
対面などにより細かく説明が欲しい人
時間(日程)に余裕がある人
少しでも低金利でお金を借りたい人
総量規制以上にお金を借りたい人

金融事故とは、返済が遅れて延滞になったり、返済ができなくて債務整理をしたりなど、返済に支障が出た際の記録が載った個人の信用情報を指します。

ちなみに個人信用情報とは、個人信用情報機関に記録された個人の過去からのローンやクレジットの履歴記録をさします。貸金業者や銀行は、個人信用情報機関に記録された個人信用情報を、各ローンの申込時に調べて審査の通過の有無の判断材料にします。

消費者金融の特長に一定期間無利息になるサービスがありますが、期間は30日間が多いです。初回申込者が対象となり、また消費者金融により条件がついていることがあります。この無利息期間は、一部の中小消費者金融でも取り入れているところはありますが、大手ならではのサービスといえます。

中小消費者金融は知名度が大手ほどないため、わからないという人もいるでしょう。会社規模から大手のようなサービスは難しい分、小回りが利き、柔軟な審査をしてくれるところが多いです。必ず審査に通るわけではありませんが、大手消費者金融の審査に落ちた人の中には、中小消費者金融に申し込みする人は多いです。

消費者が求める早さや便利さを考えると大手消費者金融がおすすめ

大手消費者金融では、即日融資がアピールできるほどどこも対応は早いです。またネットを経由した方法で申し込みすると、カードの発行なしで契約できるようになってきました。カードの発行がなければその分、時間が短縮されます。大手消費者金融は、急いでいる人には最適です。

消費者金融は対応の早さが特長のひとつですが、それだけ消費者が融資までの時間の早さを求めているのかといえば、確かに早く融資して欲しいという人は多いようです。

  カードローンを選ぶときに重視するポイント カードローンを利用して良かった点
1 金利(58%) 急な出費、必要な時に現金が手に入った(40%)
2 即日融資可(38%) 審査がスピーディで、即日融資してもらえて助かった(9%)
3 WEB完結など申込の手軽さ(28%) 申込、借入、返済の手間がなく便利だった(9%)
4 来店不要(27%) 無利息期間で返済できた(3%)
5 知名度(26%) 誰にも頼らず、バレずに済んだ(2%)

カードローンに関するアンケート 集計より 20220105(n=500) ※自社調べ

カードローンはお金を借りたら返済もあるため、早さだけで決めるのは早計かもしれませんが、実際に急いでいる時に早く対応してもらえるのは、やはり大きなポイントといえます。

金利が低いのは銀行。しかし消費者金融の方が利息が少ないことも

カードローンといえば、とにかく銀行がいいという人も多いでしょう。銀行というブランド力は確かに安心でき、今は来店せずに契約できる銀行カードローンも増えています。

また銀行カードローンの一番の特長に金利が低いという点があるため、金利を最重要視する人にはおすすめです。他にも、返済は口座から自動引落(口座振替)できて便利だったり残高不足時に自動融資できるなど他サービスと併用できたりもするため、銀行と上手く付き合っている人には銀行カードローンが向いています。

ただし銀行カードローンの金利の低さだけに気を取られてしまうと、失敗することがあります。銀行カードローンは、毎月の返済額が少額のことが多いのですが、返済額があまりに少額だと返済期間が長期にわたる可能性があります。

例:50万円の借り入れで金利・返済額による利息の違い

金利 返済額 返済回数 支払総利息
14% 10,000 79回 268,852円
18% 20,000 34回 143,487円

※銀行の返済シミュレーションを利用

せっかくの金利の低さも返済額によっては利息の総額が大きくなるため、上手に活用することを検討してください。

消費者金融のおすすめカードローンはここ!ランキング形式で紹介

カードローンを扱っている金融機関は、既に説明したように消費者金融だけではありませんが、ここではおすすめの消費者金融をそのポイントや内容と合わせてランキング形式で紹介します。

ただし、おすすめの消費者金融カードローンについての説明に関して注意することがあります。基本的に即日融資ができたとしても、申し込みのタイミングや審査状況、申し込みの混み具合により、審査回答が翌日以降になることもあることは知っておいてください。

またメリットで電話連絡や郵送なしとなっている場合も、例えば連絡が取れない場合など、審査の状況や利用の状況により電話や郵送などでの連絡が入ることもあります。

各消費者金融の説明をみると、申し込みすると必ず融資をしてもらえると思う人もいるかもしれませんが、審査があるため必ず融資してもらえるとは限りません。審査に落ちることがあることは、知っておくことが必要です。

①SMBCモビットはバレ対策がしっかりした融資も早いカードローン

SMBCモビットは、無利息期間がないなどサービス内容があまり充実していないようにみえますが、WEB完結申込でカードレスも可能など、周りへのバレ対策が充実しているカードローンです。

【SMBCモビット商品概要】

金利
(実質年率)
3.0~18.0%
限度額 800万円
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
返済期間
回数
最長5年
~60回
※会社が認めた場合は、最長106回・8年10ヶ月
担保
保証人 
不要
申込対象者 満20~69歳
安定した収入がある
会社基準を満たす
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
三井住友銀行内ローン契約機
借入方法 提携ATM
振り込み
返済方法 口座振替(自動引落)
提携ATM
銀行振込
インターネット
Tポイント
メリット WEB完結申込で郵送物や電話連絡なし
WEB完結申込でカード発行なし
カードレスでATM利用が可能
利用に応じてTポイントの付加が可能
デメリット 金利が高め
21:00~翌9:00までは申込受付のみ
WEB完結の申し込みには特定の銀行口座かつ保険証の所持が必要

SMBCモビットのポイントとなっているWEB完結申込という申込方法だと、郵送物や電話連絡なしやカード発行なしというメリットがあります。この方法ならば、周りにバレずに手続きができます。書類提出もスマホアプリやパソコン・FAXなどで行えます。

ただしWEB完結申込をするには、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行のいずれかの口座の所持と社会保険証もしくは組合保険証の所持が必要です。

カードレスの場合は、スマホATMという形でスマホにダウンロードしたアプリを通して借り入れや返済ができます。このスマホアプリを使ったスマホATMは、名称が変わろうが他社も同様の形で借り入れや返済ができます。

カード発行される場合で自宅での受け取りが難しい場合は、ローソンやミニストップなどのコンビニ等で受け取りすることもできます。(審査結果によりできない場合もあります)

②上限額金利が他社より低いプロミスは審査も早くて申し込みしやすい

プロミスは、金利の上限が他社よりもわずかですが低いため、消費者金融でも長期間の利用を検討している人にはおすすめです。

【プロミス商品概要】

金利
(実質年率)
4.5~17.8%
限度額 500万円
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
返済期間
回数
最終借入後原則最長6年9ヶ月
~80回
担保
保証人
不要
申込対象者 18~69歳
本人に安定した収入がある
※主婦・学生も安定した収入がある場合は可。
※高校生は不可
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
郵送
店頭窓口
自動契約機
借入方法 振り込み
ATM
店頭窓口
返済方法 口座振替(自動引落)
ATM
銀行振込
店頭窓口
インターネット
メリット 消費者金融の中では金利が低い
18歳から申し込みができる
WEB完結で郵送物なしやカードレスが可能
原則勤務先への電話連絡なし
30日間無利息サービスがある
女性専用ダイヤルがある
利用に応じてVポイントの付加が可能
デメリット 融資の上限額が他社より低め
有人店舗数が少ない
定時制や高等専門学校でも高校生は不可

プロミスと他社との違いで一番大きいのは、金利です。上記で説明したように返済額により低金利の効果はなくなりますが、条件が同じならわずかでも金利が低い方が利息が減ります。WEB完結の場合は、郵送物なしで手続きができ、カードレスでの利用が可能です。

大手消費者金融によくある30日間無利息サービスについては、多くの場合は契約日翌日からサービス期間の対象になりますが、プロミスの場合は初回利用翌日から数えられます。メールアドレスの登録と書面の受取方法をWeb明細にする必要がありますが、上手に活用してください。

③アコムは無利息期間や融資が早いなどおすすめできるサービスが多い

アコムは他社と比較すると、目立つアピールできるポイントが無いようにみえますが、無利息期間があり融資までが早い、カードレスでの利用も今は可能と、おすすめできるポイントが多いカードローンです。

【アコム商品概要】

金利
(実質年率)
3.0~18.0%
限度額 800万円
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
返済期間
回数
最終借入日から最長9年7ヶ月
~100回
※返済金額の%で変わる
担保
保証人
不要
申込対象者 18歳以上
安定した収入と返済能力がある
会社基準を満たす
※高校生は不可
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
郵送
店頭窓口
自動契約機
借入方法 振り込み
ATM
返済方法 口座振替(自動引落)
ATM
銀行振込
インターネット
メリット WEB申込でカードレスにも対応
審査や振り込みまでが早い
原則郵送物と勤務先への電話連絡なし
返済方法が選べる
30日間無利息サービスがある
デメリット 金利が高め
明細書等の郵送を止めるには書類の「電磁交付」の登録が必要
無利息サービス期間は契約日翌日から計算
カードレスにする場合、提出書類が保険証だと返済方法が限られる

カードレスの対応が他社よりも遅めだったアコムですが、今はセブン銀行ATMで借り入れができるようになり、他社同様便利さが向上しました。もちろん急いでいる人への対応も早く、借り入れまでの時間が最短で30分となっています。

バレ対策も他社と同様に、郵送物なしや勤め先の電話も原則なしとなっています。30日間の無利息サービスはアコムにもありますが、契約日翌日から日にちが換算されるため、すぐに利用しないとせっかくのサービスを活用できなくなります。

アコムの返済については、振り込みやATMなどの方法以外に、毎月指定日での返済または35日ごとという期日指定の方法を選ぶこともできます。自身の収入形態に合わせて、無理なく返済できる方法を選ぶようにしてください。

④アイフルは最短25分で融資も可能と対応が早い。他サービスも充実

アイフルのメリットとして、早い対応があります。WEB申し込みならば最短で25分での融資も可能となっていて、カードレスでの利用もできるようになっています。

【アイフル商品概要】

金利
(実質年率)
3.0~18.0%
限度額 800万円
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
返済期間
回数
最長14年6ヶ月
~151回
担保
保証人
不要
申込対象者 満20歳以上
定期的な収入と返済能力がある
会社基準を満たす
※満70歳になった時点で新たな融資は停止
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
無人契約ルーム
借入方法 振り込み
ATM
返済方法 口座振替(自動引落)
ATM
銀行振込
メリット WEB完結申込で郵送物なし
カードレスが可能
急ぎの人にも対応してもらえる
原則自宅や勤め先への電話連絡なし
返済方法が選べる
30日間無利息サービスがある
デメリット 金利が高め
無利息サービス期間は契約日翌日から計算
WEB完結申込には口座登録が必要

アイフルにもWEB完結申込が可能で、他社同様、郵送物なしやカードレスでスマホATMとしての利用も可能です。

急いでいる人は、カードの発行の有無は別にして(借り入れは振り込みも可能)WEB申込後、電話することで優先して審査をしてもらうことができます。全ての人が可能ではありませんが融資まで最短25分という対応も可能です。ただし、電話の受付時間が9:00~21:00までとなっているため、注意してください。

アイフルもアコム同様、返済方法として毎月1回指定日での返済または35日ごとの返済のどちらかを選ぶことができます。日にち以外の返済のメリットとして、借入も含めてスマホATMという形で行うこともできます。

30日間無利息のサービスですが、アイフルもアコムと同様、期間は契約日翌日から換算します。そのため、お金が必要なタイミングに合わせて申し込みと契約をしないとサービスを上手く活用できません。

⑤オリックスマネーはカードレスなどWEB利用に重点を置いている

カードローン商品としてまだ新しいオリックスマネーは、今の時代を反映してWEBの利用を中心とした内容のカードローンです。

【オリックスマネー商品概要】

金利
(実質年率)
2.9~17.8%
限度額 800万円
遅延損害金
(実質年率)
19.9%
返済期間
回数
最終借入日から最長12年3ヶ月
~147回
担保
保証人
原則不要
申込対象者 日本国内に居住
満20歳以上69歳まで
毎月定期収入がある
申込方法 パソコン
スマートフォン
借入方法 インターネット振り込み
スマホATM
返済方法 口座振替(自動引落)
スマホATM
インターネット
銀行振込
メリット 金利が他社より低い
書類提出をスマホで本人確認(オンライン本人確認サービス)でWEB完結
郵送物なし
カード発行なし
即日融資が可能
会員限定のオリックスグループのサービスを優待価格で利用できる
デメリット 申込方法が限られている
新規の個人事業主は限度額が50万円まで
カードを使った借り入れや返済ができない
スマホATMがセブン銀行のみ

オリックスマネーはオリックス・クレジットが発売した、カードの発行がなくWEBでの契約や手続きが中心となっている、今の時代を表しているカードローンです。そのため、申し込みはWEBのみとなっていて、アプリでも申し込みはできません。(アプリは契約後にダウンロードをします)

WEBでのやりとりがメインのため、今の若い人など扱いに慣れている人は便利な面がある反面、WEBでの利用が苦手な人や担当者から直接説明を聞きたいという人には向いていないかもしれません。

カード発行なしに関しても、周りにバレにくいというメリットがあるものの、アプリを使わないと借り入れもスムーズにいかないというデメリットがあります。住んでいる地域によってはスマホATM対応がセブン銀行のみという点も少し不便に感じる人もいるでしょう。

対応スピードに関しては、審査完了まで最短で60分となっているため、即日融資が可能です。会員特典については、下記内容のサービスとなっています。

  • オリックスレンタカーの基本料金が優待価格で利用可能
  • オリックスカーシェア新規入会で、ICカード発行手数料無料・月額基本料2ヶ月無料・2,200円分の時間料金無料が2ヶ月分
  • 個人向けカーリース新規成約で、Amazonギフト券2,000円分プレゼント

車の利用がある人には嬉しい特典です。ただし、便利に使えたり上手く活用できる人には最適なカードローンですが、WEBの扱いが苦手だったり車に乗らない人には、あまり向いていないカードローンだといえます。

⑥レイクALSAは無利息期間が有名だがバレ対策もしっかりしている

レイクALSAは、無利息期間が最大で180日間あるのですが、いくつかのタイプがあり、申込方法により選択することができます。

【レイクALSA商品概要】

金利
(実質年率)
4.5~18.0%
限度額 500万円
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
返済期間
回数
最長5年
~60回
担保
保証人
不要
申込対象者 満20~70歳
国内居住
日本の永住権を取得している
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
自動契約機
借入方法 振り込み
ATM
返済方法 口座振替(自動引落)
ATM
銀行振込
インターネット
メリット WEB完結申込で郵送物なしが可能
カードレスでスマホATM利用可能
無利息期間サービスが最長180日
原則電話連絡はないが、必要な場合は電話連絡の担当者を男性か女性か選べる
デメリット 申込方法や条件により無利息サービスの選択ができない
無利息サービス期間は契約日翌日からの換算
スマホATMでの借り入れや返済はセブン銀行のみ
振込借入では銀行口座登録が必要

レイクALSAで一番知られている最大で180日ある無利息期間は、コースが選択できるサービスとなっています。期間としては、以下の3パターンがあります。

  • 60日間無利息(WEB申込限定・契約額が200万円まで)
  • 5万円分まで180日間無利息(契約額が200万円まで)
  • 30日間無利息

他社は30日間までが多いため無利息期間サービスの内容としてはよいのですが、それぞれに条件等があるため、人により選べない場合もあります。また他社同様、契約日翌日から日にちが計算されるため、申込時期を考慮しなければ利息軽減になりません。

審査や融資までの早さは融資までが最短で25分となっていますが、手続きや審査回答時間が限られているため、タイミングには気をつけてください。

手続内容 対応時間・条件など
審査結果回答 通常時間帯8:10~21:50
毎月第3日曜日8:10~19:00
※年末年始を除く
即日融資
(振り込み)
平日21:00(日曜は18:00まで)までに契約完了が必要

カードレスを含めて郵送物なしにしたい場合は、本人確認を口座登録で手続きする、またはスマートフォンと運転免許証を使った手続きが必要になります。

⑦三井住友カード「カードローン」はカード会社で銀行なみの金利

三井住友カードのカードローンは、三井住友銀行のカードローンとは別のカード会社の金融商品ですが、銀行なみの金利の低さが特長です。

【三井住友カード「カードローン」商品概要】

金利
(実質年率)
(カードタイプ)
1.5~15.0%
(振込専用タイプ)
1.5~14.4%
限度額 900万円
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
返済期間
回数
最長15年1ヶ月
~181回
担保
保証人
不要
申込対象者 満20歳以上69歳以下
安定した収入がある
※学生は不可
申込方法 パソコン
スマートフォン
借入方法 振り込み
ATM
(振込専用タイプはATM不可)
返済方法 口座振替(自動引落)
臨時の返済:ATM・銀行振込
メリット 低金利
審査が早い
即日融資可能
返済実績に応じて金利引き下げサービスがある
カードレスのコースがある
カード発行の前に振り込みで借り入れが可能
デメリット カードレスでもスマホアプリがない
(スマホATMの利用ができない)
カードの発行までには時間がかかる

三井住友カード「カードローン」は、カード発行タイプとカードレスの振込専用タイプがあります。カードローンで重要視される金利は大手消費者金融よりも低く、銀行カードローンなみといえます。特にカードレスの方が金利が低く、これは大きなメリットのひとつです。

また、融資までの早さも大きなメリットで「発行まで最短5分」の表記となっていますが、要は審査完了まで最短5分という意味です。ただしこの最短時間の条件として、受付時間が9:00~19:30までとなっています。

実際にカードが届くまでは1週間ほどかかりますが、電話番号の認証、Vpass登録をすることでカードが届かなくてもお金を借りることができます。

メリットがたくさんあるものの、カードの発行の有無で違いがあります。このカードの有無の選択を間違えると使い勝手が悪くなるため、双方のメリットとデメリットをよく比較してカードの有無を選択しなくてはいけません。

他には、期間が2022年12月31日までと期間が限られているものの、最大2ヶ月間利息0円+1,500円相当のVポイントがもらえるキャンペーンを行っています。このキャンペーンを利用すれば、利息の負担をかなり減らせるだけでなく、1,500円分も得になるというメリットもあります。

消費者金融カードローンの選び方は人それぞれ。重視するポイントは

おすすめの消費者金融のカードローンを紹介しましたが、細かく見れば違うもののその中でどれがいいのかわからないという人もいるかもしれません。

カードローンには、金利や無利息期間のサービスがついているかいないかなどの特長があることは説明しましたが、自分がどの内容に関心があるのか、どのポイントを重視するのかで選ぶカードローンは変わってきます。

各カードローンの説明にもありますが、比較しやすいようにいくつかの項目を並べてみるとこのような違いがあります。

カードローン 金利 審査・
融資時間
郵送物なし 電話連絡なし 無利息期間 WEB完結
SMBCモビット 3.0~18.0% 10秒で簡易審査結果表示
本審査最短30分
口座振込が最短3分
×
プロミス 4.5~17.8% 即日融資が可能
振り込みは手続き後、最短10秒
アコム 3.0~18.0% 最短30分融資
契約後、口座振込最短10秒
アイフル 3.0~18.0% WEB申し込みで最短25分融資
契約後、口座振込最短10秒
オリックスマネー 2.9~17.8% 最短60分で審査完了 × ×
レイクALSA 4.5~18.0% 最短15秒で審査結果を表示
最短25分で融資
三井住友カード
「カードローン」
1.5~14.4%
1.5~15.0%
最短5分で発行(審査完了) × ×

※審査等の時間に関してはあくまで最短です。振込時間は、銀行口座によって変わります。
※郵送物や電話連絡なしは、あくまで原則や主な申込方法を元にして評価しています。審査回答などによる連絡は考慮していません。

共通して対応している項目としては、WEB完結での申し込みと手続きができる点や具体的な対策に違いがあるものの、カードローンの申し込みが周りへバレないような配慮はどの消費者金融も行っていることがわかります。

また三井住友カード「カードローン」は、無利息期間が×としていますが、期間限定でキャンペーンは行っています。(2022年12月31日まで)通常は無利息期間のサービスはおこなっていないため、×としました。

消費者金融のおすすめでは金利は重要事項だが無利息期間も活用する

まず誰もが比較する項目としては、金利があります。金利の表記には幅があるため、慣れないとどう見ればいいのかわからない人もいるかもしれません。初めて申し込みする場合は、大きい数字の方にあたる上限金利で比較します。

中には最初から大きな金額で契約をする人がいますが、その場合は金利が下がります。しかし初めてだと、50万円までくらいの限度額となる契約の人が多いです。そのあたりの金額だと大抵、上限金利での契約になります。

金利面で選択するならば、やはり他社よりも低い三井住友カード「カードローン」がおすすめですが、カードの発行があるかないかで金利が変わります。(カードレスは14.4%です)その他に、プロミスやオリックスマネーがあります。

ただし金利が低いから絶対に利息が減るわけではないのは既に説明済みなので、低金利を上手く活用できる利用を心掛ける方がいいです。

逆にいえば、無利息期間のサービスを上手に活用すると金利が高くても利息を大きく抑えることができます。特に給料日などのタイミングによっては、利息0円で返済できる人もいるでしょう。目の前の金利の数字だけにとらわれず、返済のタイミングや金額も考えると利息は減らせます。

おすすめ消費者金融を審査・融資までの時間で考えると差があまりない

審査時間や融資までの時間については、急いでいれば気になる項目のひとつです。消費者金融はその多くが、即日融資が可能となっています。特に融資までの時間が明確に出ていて早いのがアイフル、レイクALSA、アコムなどです。とはいえ、どれも即日融資が可能なので大きな差はないともいえます。

銀行では即日融資はまずできないと考えると、消費者金融は全体的に他と対応スピードが違うのは確かです。

ただし最短時間が記載されていても、必ずしもその最短時間で融資までたどりつけるとは限りません。最短時間は目安になりますが、あくまで参考程度に考えておいた方が後で困ったとならずに済みます。

またWEBでは申込時間は24時間対応となっていても、夜の遅い時間など申込時間帯によっては即日融資ができない場合もあります。その点は考慮して申し込みする必要があります。他にも申告内容に誤りがある、個人信用情報の記録内容があまりよくないなど、審査の状況により時間がかかることもあります。

お金が必要なことがわかっている場合は、余裕をもって早めに申し込みすることをおすすめします。

バレずに借りたい人にはメリットのあるWEB完結がおすすめ

家族や勤務先など周りへバレずにお金を借りたいと思うのは誰もが同じです。バレ対策について、基本的な部分においてはどのカードローンも配慮されています。在籍確認でも担当者個人名で電話をするようになっているため、安心できます。(銀行は銀行名を名乗るところもあります)

しかし昨今、個人からの電話に慎重になる会社も増えてきました。また元々職場環境から電話対応が難しいという職場もあります。そんな時代を考慮して、多くの消費者金融が在籍確認も電話連絡なしで書類提出で対応できるようにシフトされてきています。

原則電話連絡なしをうたっているのは、プロミス、アコム、アイフル、レイクALSAなどがあります。また電話が原則のカードローンでも、それが難しい場合は相談できるようにもなってきています。

郵送物に対しても配慮されるようになってきたことを考えると、条件などがあるもののメリットが多いWEB完結での申し込みがいいです。特にSMBCモビットは郵送物や電話連絡がなしとなっているのでおすすめです。

消費者金融では借りやすいだけでなくATM利用手数料も考慮する

審査が通ればお金を借りることになりますが、審査が通った後も大切です。借り入れや返済ではATMの特にコンビニで行うのが便利で、実際に利用する人は多いと思われます。しかしせっかく低金利で借りても、ATMの手数料が発生すると金利以上に負担になることがあります。

各カードローンのATMの手数料をみると、下記のようになっています。

カードローン スマホATM ATM手数料
SMBCモビット セブン銀行
ローソン銀行
三井住友銀行ATM:
無料
提携ATM:
1万円以下110円
1万円超220円
プロミス セブン銀行
ローソン銀行
プロミスATM
三井住友銀行ATM:
無料
提携ATM:
1万円以下110円
1万円超220円
アコム セブン銀行 アコムATM:
無料
提携ATM:
1万円以下110円
1万円超220円
アイフル セブン銀行
ローソン銀行
アイフルATM:
無料
提携ATM:
1万円以下110円
1万円超220円
オリックスマネー セブン銀行 借入:
1万円以下110円
1万円超~5万円未満220円
5万円以上無料
返済:
1万円以下110円
1万円超220円
レイクALSA セブン銀行 新生銀行カードローンATM:
無料
提携ATM:
1万円以下110円
1万円超220円
三井住友カード
「カードローン」
提携ATM:
1万円以下110円
1万円超220円

※ATM手数料は、カード、スマホどちらも発生します
※基本的に提携ATMでの借入時(出金)の手数料は次回返済時(入金)に清算

カードローンを扱う企業の直営ATMだと無料となっていることが多いのですが、提携ATMだと手数料が借入時も返済時も発生します。ただし借入時の分は、返済時に合わせて清算され、返済額から引かれるため気づいていない、または気づいても気にしていない人もいるでしょう。

ATMだとお金が借りやすいのですが、せっかく低金利で借りても頻繁にATMを利用していたら、利息以上に手数料がかかっていたということもあり得ます。

周りへのバレの問題もあるため難しいかもしれませんが、返済は口座振替(自動引落)にする、借入は口座振り込み、手数料が無料のATMを使うなど、手数料を減らす工夫は必要です。近所に設置されているATMが何かなど、審査以外の視点も考えて消費者金融を選んでみてください。

アルバイト・パート・派遣社員は審査は通るが対策しておいた方がいい

商品内容からみたカードローンの選び方以外に、自身の職業など、いわゆる属性によりカードローンの選択が変わることもあります。会社員や公務員は、基本的に幅広い選択肢があると思われます。しかし他の職業形態の場合は、そうはいかないこともあります。

アルバイト・パート・派遣社員は、一見カードローンの申し込みが難しいと思われます。特に銀行カードローンは年収条件が付いている場合があり、さらに厳しくなります。しかし上記で紹介したカードローンは、全て申込対象者となります。

カードローンの貸付条件としては継続して安定した収入であること必要なため、アルバイトでも長く続けていればその分「安定している」と判断されます。しかし、正社員よりも不利であることは確かです。

またこれらの職業の人が注意しなくてはいけないのは、「在籍確認」です。

在籍確認とは
申込者が申込書に申告した勤務先に本当に働いているかどうかを確認するための作業です。カードローン側から勤務先に電話をかけて、本人が直接電話に出られなくても電話対応で会社に籍を置いていることがわかれば、在籍確認は終了です。

よく在籍確認によりカードローンの申し込みが周りにバレるのではないかと心配する人がいますが、社名やブランド名は出さずに担当者名で電話をするので心配は不要です。

派遣社員の場合は、派遣元または派遣先、どちらに在籍確認を取るのか悩むところでしょう。原則は派遣元を申告します。ただし派遣元の会社によっては、在籍確認が取れないこともあります。また今は、派遣会社以外も個人からの電話に対応してもらえないこともあります。

在籍確認を書類等で対応してくれる消費者金融も増えています。上記にある電話連絡なしでは、このような対応で行うこともあります。

学生はカードローンが可能だが未成年は申込先が限られる。他の方法も

学生については、対象年齢以上でアルバイトなどで安定した収入があるならば、申し込みできます。ただしアルバイトやパートと同様、審査に通るとはいえ会社員よりも通過の確率は下がります。

また未成年の場合、民法の改正で成人の対象年齢が18歳からと下がったとはいえ、申込対象から外れているカードローンもまだまだ多いです。そんな中、プロミスなど18歳以上から申し込みできるようになったカードローンもあります。

注意点としては、18歳以上は申し込みできても「高校生は不可」だったり、未成年でもバイトや就職などで収入があることがわかるように「収入証明書の提出が必要」としていたりしていることが多いです。

もしここで紹介したカードローンでの借り入れが難しいことが想定されたり、必要なお金が学費などと限定されている場合は他の方法もあります。

  • 学生ローン
  • 奨学金制度の利用
  • 教育ローン

学生ローンの場合は規模の小さな貸金業者が多く、WEB申し込みの対応ばかりではなく直接店舗に赴く必要があるところもまだまだ残っています。下記に記載したのは、よく知られた学生ローンです。

  • アミーゴ
  • フレンド田
  • マルイ
  • カレッヂ
  • イーキャンパス  など

学生ローンにも20歳以上からが対象の貸金業者と、カレッヂやフレンド田など18歳から対応している業者があります。(ただし20歳未満は収入証明書類が必要としていることが多いです)WEB対応していなくても即日融資ができるところは多いので、検討の余地はあるはずです。

また学費と限定される場合は、奨学金制度の利用も方法のひとつです。奨学金制度で一番有名なのは、日本学生機構(JASSO)ですが、各自治体や大学をはじめとする各種学校、公益法人などにも制度があります。

カードローンはお金を借りる方法としておすすめのひとつですが、自身の状況によっては学校や自治体に相談してみてください。

無収入の専業主婦(夫)は消費者金融では対象外だが借りる先はある

専業主婦は、本人に収入がないため消費者金融のカードローンには申し込みできません。これは、貸金業者側が対象者としていないこともありますが、それ以前に法律からみても収入がない人は申し込みできないという点があるからです。

消費者金融は、貸金業法に則って事業を営んでいます。その中に、総量規制といって年収の1/3を超える金額の貸し付けを貸金業者に禁止している項目があります。(貸金業法第十三条2)この総量規制には例外(おまとめローンや配偶者貸付など)や除外(住宅ローンや自動車ローンなど)はありますが、無収入ならば1/3内でも0円です。

これは貸金業者に対する法律ですが、守るためにも貸金業者は専業主婦を申込対象者にしていません。では専業主婦はどこからもお金を借りられないかといえば、全く方法がないわけではありません。

  • 銀行カードローン
  • 配偶者貸付

「配偶者貸付」は、先に説明した総量規制の例外にあたり、総量規制で指摘する年収の1/3の金額に配偶者の収入も合算する貸し付け方法です。ただし配偶者の同意が必要なため、家族に内緒でお金を借りることはできません。このことから、配偶者貸付を扱っている貸金業者は少ないです。

  • ベルーナノーティス
  • セディナ
  • エレガンス

セディナはクレジットカードで知られる会社ですが、配偶者貸付も取り扱っています。貸金業者としては少数ですが、基本的に中小規模の消費者金融が扱っています。また提出書類も配偶者の同意書や住民票の写しがいるなど、手間があるため利用者はかなり少ないです。

その点を考えると、専業主婦(夫)は銀行カードローンの方が申込しやすいでしょう。銀行は、銀行法が対象になり貸金業法の対象ではないため総量規制の対象外となり、専業主婦も申し込みができます。

ただし今の銀行カードローンは、過剰貸付けが社会問題になった際に専業主婦への貸し付けに慎重になるように変わってきました。どの銀行でも必ず借りられるというわけでないため、よく見極めましょう。

年金受給者は収入が年金のみの人と別収入がある人とで申込先が変わる

年金受給者については、消費者金融で判断が異なっています。

年金とは
年金とは20歳以上の国民すべてが加入する制度により、現役世代が支払う保険料を高齢者の年金給付として65歳から支給される、世代間の支え合いのお金を指します。基本は65歳から給付されますが、給付時期を早めたり遅めたりすることができます。

年金は貸金業法では収入として扱えますが、実際には年金を収入として扱わず、年金収入のみの人は申込対象外とする消費者金融の方が多いようです。しかし少数ですが、年金を収入と認めて申し込み可能としている消費者金融や銀行もあります。

【収入が年金のみでも借り入れが可能なカードローン】

  • レイクALSA
  • J.score(ジェイスコア)
  • ベルーナノーティス
  • 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
  • auじぶん銀行カードローン   など

これらは、収入が年金のみでも申し込みできる旨が「よくある質問」に記載されています。大手消費者金融では、収入が年金のみで申し込みできるのはレイクALSAとなっているように、全体的に見ても申込先が限られてしまいます。

しかしアルバイトなどをしていれば、申込先の幅は広がります。上記にもあるようにアルバイトやパートなどでも申し込みできるように、もし年金を収入と認められなくても、アルバイトなどで別に収入があれば、どこのカードローンにも申し込みできます。それは、申し込み対象年齢を見てもわかります。

自己破産済みは大手消費者金融は厳しいが探せば申込先はある

対象としては違いますが、年金受給者同様、どこでも申し込みできるわけではなく申込先が限られるものに自己破産済みの人がいます。

自己破産すると、その記録が信用情報機関に5年残ります。(全国銀行個人信用情報センターは10年)そのためカードローン等の申込時の審査では、信用情報で自己破産がわかれば今後の返済も期待できないと判断され、まず審査に落ちます。特に銀行や大手消費者金融では、審査に通ることは難しいでしょう。

しかし、探せばお金を貸してもらえる消費者金融はわずかながらあります。それが中小消費者金融です。もちろん中小消費者金融も同じ貸金業者なので、審査をして返済の見込みがないと判断されれば、審査に落ちます。

ただ中小消費者金融は、過去の履歴よりも現在の状況で個別で審査判断をするところが多いので、自己破産も既に過去のもので今後はきちんと返済ができると判断されれば審査に通るかもしれません。中小消費者金融の一例です。

  • セントラル
  • フクホー
  • アロー
  • ライフティ
  • ベルーナノーティス
  • フタバ   など

他にも広くネットで広告していない、地域の小さな消費者金融もあります。ただし知名度がない消費者金融は、闇金との見極めが難しいです。またここに記載した中小消費者金融も、上記したように審査があるため、必ずしも審査に通るとは限りません。

無職や生活保護受給者はカードローンは無理なので他の方法を

無職や生活保護受給者は、カードローンでお金を借りることはできません。それは、銀行カードローンも中小消費者金融も同じです。無職がカードローンに申し込みできない理由は、専業主婦での説明の通り返済するための収入がなければカードローンを利用することができないからです。

どうしてもお金が必要な場合、特に生活費に困った時などは、使い道は自由ではありませんが公的な機関から融資してもらうことも可能です。各自治体の社会福祉協議会に相談してください。

生活保護者に関しては、年金受給者と同じと考える人もいるかもしれませんが、どのカードローンも生活保護者を申込対象者としていないため利用もできません。

中には上手くごまかせば生活保護者でもお金は借りられると説明している情報もありますが、おすすめしません。これは生活保護者は申込対象者となっていないため、申込時に虚偽の申告をすることになるからです。生活保護受給者とわかった場合、契約違反とみなされる可能性があります。

またカードローン申込時の申告内容がバレないとしても、逆にカードローンの利用していることが生活保護受給中に定期的に訪問するケースワーカーにバレれば、生活保護の受給が停止されたり減額されたりする可能性があります。

特にカードローンの返済が口座引落ならば、その履歴からバレる可能性が高くなります。生活保護受給者がどうしてもお金が必要な場合は、早めにケースワーカーに相談してください。公的な支援を受けることができるかもしれません。

消費者金融は一度でも借りるとやばい・借りたら終わりなわけではない

最初に触れたように、消費者金融に対してのイメージがまだ良くなく、「やばい」「借りたら終わり」だと思っている人もまだいます。過去に実際に苦い経験をした人からすれば、確かにそれは仕方がないかもしれません。

しかし、実際に今現在の消費者金融が扱っているカードローンが危険でないのは、昔に過剰貸付けや多重債務が社会問題になって、法律が改めて整えられたからです。

法律の上限金利を知っておく。知識があれば闇金にだまされない

まだ消費者金融もサラ金や街金という言葉の方が広く認知されていた時代、カードローンの金利は今よりもはるかに高くなっていました。金利は貸金業法よりも出資法や利息制限法が関わってきますが、出資法の上限金利が以前は29.2%でした。

それが今は20%に引き下げられ、それを超える金利は刑事罰の対象となります。また、利息制限法は以下のような金利になっていて、各カードローンの金利設定のもとになっています。

融資額 上限金利
10万円未満  20%
10万円~100万円未満 18%
100万円以上 15%

各カードローンの上限金利が18%ほどとなっているのは、ここからきています。カードローンでこの金利を超える貸金業者がいた場合は、違法業者といえるでしょう。

正規の貸金業者はこの法律に沿って決められており、特に危険なものではありません。

貸金業法により厳しい取り立てもないが今後を考えて延滞は避ける

他にも取り立てに関しては、貸金業法の第21条(取り立て行為の規制)により厳しく取り決められています。簡単にまとめると以下の行為が禁止されています。

  • 正当な理由がないのに不適当な時間帯(午後9時~翌午前8時)に電話やFAX、訪問をすること
  • 債務者から連絡を希望した以外の時間帯に電話やFAX、訪問をすること
  • 正当な理由がないのに勤務先や自宅以外の場所(例えば実家など)に電話、FAX,訪問をすること
  • 債務者から「帰ってください」と退去を言われたのに帰らないこと
  • 張り紙や看板などで借金の事実や私生活のことを第三者に伝えること
  • 今の借金の返済目的で、他から新たに借金をするように要求すること
  • 親や兄弟など、債務者以外の者に借金の肩代わりとして返済を要求すること
  • 拒否をしているのに、債務者以外の者から債務者の連絡先を無理に聞き出すこと
  • 弁護士などから債務整理の受任通知を受けたのに、債務者に返済を求めること
  • これらの言動をすることを告げること

このように法律で厳しく決められているため、各消費者金融も違法行為を行わないよう配慮しています。

しかし無理な取り立てがないからといって、返済をしないのはよくありません。延滞は今後、新たな借金ができないなどのデメリットが発生します。放置してよい問題ではないため、返済が厳しいようならば、早めにカードローン側に連絡して相談してください。

消費者金融のデメリットを知っておくことで問題点を回避できる

今までは消費者金融のメリットを中心に説明しましたが、当然デメリットもあります。デメリットについて知らないと、後で「こんなはずではなかった」「騙された」なんて話になってしまいます。

各商品概要に簡単に記載しましたが、デメリットについても知っておくと問題点を回避できてスムーズに返済をしていけます。

消費者金融のデメリット知らずに後悔するよりは知っておくことが大切

カードローンを扱う金融機関として消費者金融のカードローン商品を紹介しましたが、その中にはデメリットともいえる内容もいくつかありました。

【カードローンで消費者金融に申し込むデメリット】

  • 金利が高くて利息の支払いが多い
  • ATMなどの手数料がかかる
  • 手軽に利用できるため借り過ぎてしまう
  • 返済に追われて精神的な負担になる

個々のカードローンについては、思ったより使い勝手がよくなかったなど細かなことがあるかもしれませんが、共通してよくある問題点としてはこれらがあります。

実際にカードローンの利用者のアンケートで後悔した点として、以下の内容があげられています。

【カードローンを利用して後悔した点】

  • 金利が高かった、金利を払うのがもったいなかった(23%)
  • 返済が大変だった(14%)
  • お金を借りているという実感がマヒして、つい借り過ぎてしまった(8%)
  • いつも借金のことが頭にありつらかった(3%)
  • 金利などを他社比較すればよかった(2%)

カードローンに関するアンケート 集計 20220105(n=500)※自社調べ

急いでお金が必要な場合、他の視点が抜け落ち、後で失敗したと思うことはありがちです。よく出てくる「計画的に」という言葉の通り、後先考えずにお金を使ってしまうと気づかないうちに借り過ぎてしまい、返済ができなくなってしまいます。返済が厳しくなると精神的にも追い詰められます。

アンケートを見ても後悔している主な内容として返済が関係してくるため、可能な限り返済についてもよく考えてカードローンに申し込みすることをおすすめします。

消費者金融は住宅ローンに影響する。できれば住宅ローン前に完済する

他のデメリットとして、住宅ローンが関わることがあります。カードローンは総量規制の対象になるため、年収の1/3を超えた金額を借りることはできません。では住宅ローンはどうなるのか、心配な人はいるでしょう。

そもそも住宅ローンでは、借りる金額が総量規制内に収まるものではありません。総量規制の対象外になります。ローンとしては別物なので、カードローンを利用していても住宅ローンでお金を借りることはできます。

しかしカードローンでお金を借りていると住宅ローンの審査に影響を与えるのかどうかという点において明確にいえば、影響はあります。一般的な情報としては、影響はあるが延滞をはじめとする個人信用情報に金融事故情報が記録されていなければ、住宅ローンの審査に通ることはできるとされています。

個人信用情報に傷がある場合は審査に通りにくくなりますが、実際にはそれだけではありません。消費者金融などのカードローンの返済額が大きければ、審査に落ちやすくなります。目安は、住宅ローンでよく取り上げられる「返済比率」が関係しています。

返済負担率ともいいますが返済比率とは、個人の年収に対する借金の総額(年間の合計額)の割合を示したものです。対象のローンは住宅ローン、自動車ローン、カードローンなど全てを含みます。この比率が高いとローンの返済が厳しくなるため、新たなローンの審査には通らなくなってしまいます。

【返済比率の計算式】
年間の借金額(返済額)÷年収×100=返済比率(%)
※夫婦共働きなど、複数の収入があれば合算します。

一般的には返済比率は30~35%までとされていて、金融機関で判断が変わります。その中で住宅ローンは金額大きく期間も長いため、審査は厳し目です。カードローンの総量規制も年収の1/3までとされているため、この割合は理解できるものでしょう。

ではこの返済比率内に収まるならば、消費者金融からお金を借りていても住宅ローンの審査に通るのかといえば、金額の数字からみれば大丈夫という情報が多いのでしょうが、必ずしもそうはと限りません。厳しいところでは、カードローンの利用があるだけで審査に通らないところもあります。

同じ銀行内のカードローンならば話は変わり、併用するとカードローンの金利の優遇措置をとってくれるところもありますが、消費者金融カードローンの場合は審査に落ちる可能性が高くなります。

住宅ローンを考えるならば、なるべく消費者金融のカードローンは完済してからをおすすめします。もしそれが難しくても、少しでも返済をすすめていくことが大切です。心配な人は、まず住宅ローンの担当者に相談してください。

消費者金融も利用者もまだまだ影響がある。新型コロナの影響について

以前よりも経済的には新型コロナの影響は減ったように思われる昨今ですが、新型コロナ以外にも要因があり、まだまだ経済的に厳しい人は多いようです。もちろんコロナの影響がまだ残っている人もいます。

どちらにせよ、このままでは返済が滞って延滞になってしまいそうな人はいるかもしれません。しかしどうしたらいいのか、分からない人も少なくないでしょう。そんな時の方法について説明します。

コロナにより消費者金融への返済ができない場合はまずは相談する

コロナの影響に限ったことではないのですが、借金の返済ができなくなって困窮するような事態になる可能性は誰にでもあります。今現在、カードローンの返済がスムーズにできている人でも、いつ何時何が起こるかわらない世の中になってきているからです。

カードローンの返済が厳しくなった時の対応策としては、以下の方法があります。

  • おまとめローン・借換えローン
  • 債務整理
    (任意整理・民事再生(個人再生)・自己破産)
  • まだ多少なりとも返済をすることが出来る場合は、金利の低いところに借換えたり、複数の借金をひとつにまとめるおまとめローンを利用したりすることで、返済の負担を減らすことができます。

    年収の1/3までしか借りられないからおまとめローンはできないと考えている人もいるかもしれませんが、おまとめローンは総量規制の例外になるため、上限額に関する心配は不要です。ただし銀行カードローンは対象外になっているなど、おまとめローンの対象にならない借金もあるため、注意が必要です。

    また、おまとめローンの場合は追加借り入れができず、契約してお金を借りたら後は返すのみになる場合が多いため、ある程度の覚悟を持って利用した方がいいです。

    債務整理とは、弁護士などの専門家の力を借りて、貸金業者側との交渉や法的な手続きにより、借金の減額や免除してもらうよう手続きを行うことです。よく弁護士などへの支払いができないから相談は難しいと思っている人もいるかもしれませんが、元々お金に苦慮していることはわかっているため、費用の支払いは相談できます。

    ただし債務整理をすると今後のローンやクレジットカードの利用ができなくなるので、今後も苦労はするかもしれません。しかし現状を打破するために必要と判断されるならば、選択することも大切です。

    その前にいきなり決断するのは難しいと考えられるため、第一歩として相談するところから始めることをおすすめします。下記の相談先を参考にしてください。

    • 法テラス
    • 弁護士や司法書士(日本弁護士連合会・日本司法書士連合会)
    • 日本貸金業協会「貸金業相談・紛争解決センター」
    • 日本クレジットカウンセリング協会(JCCO)
    • 自治体の無料相談
    • 国民生活センター   など

    また新型コロナによる困窮のため、カードローンにも申し込みできない場合は、公的な貸し付けや支援を利用することができます。例として以下のような制度を利用することをおすすめします。

    • 新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金
    • 新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金
    • 生活困窮者自立支援制度
    • 住宅確保給付金(家賃)
    • 社会保険料等の猶予(厚生年金保険料等の猶予制度・国税の納付の猶予制度など)

    新型コロナウイルスに合わせた制度から、普段から利用できる制度まで様々あります。また、貸付制度から支援金の給付など様々あります。相談や申請先は、自治体の社会福祉協議会やハローワーク、年金事務所など、制度により変わります。

    カードローンの申し込みや手続きでもそうですが、まだまだコロナの影響で受付時間が通常と異なることもあるため、できれば対応時間をネットなどで確認して相談するといいでしょう。

    このように相談先や申込先などがあるため、どんなに困っても闇金からはお金を借りないでください。

    消費者金融カードローンに関するQ&A

    おすすめの消費者金融カードローンを探しているあなたへ、選び方や特徴、注意点などについて、専門的な視点から解説します。

    消費者金融カードローンの選び方は?

    消費者金融カードローンの選び方はいくつかの要素に注意することが大切です。一つ目は、金利です。金利は借入コストの大部分を占めるため、金利が低いところを選ぶと返済負担が軽減します。ただし、金利が低いからと言ってすぐに決めてしまうのは早計です。実際には、審査基準が厳しい場合や、低金利が適用される条件が限定的な場合もあります。

    二つ目は、審査の速度です。急な出費が発生した場合など、すぐに借入をしたい場合は、審査が早いところを選ぶと良いでしょう。

    三つ目は、サービスの質です。借入から返済までの手続きがスムーズか、相談窓口の対応が親切かなど、利用者としての満足度も重要です。

    消費者金融カードローンのメリットとは?

    消費者金融カードローンの最大のメリットは、その手軽さとスピーディーさにあります。一般的に消費者金融の審査は比較的早く、審査結果もすぐに出るため、急な出費にも対応可能です。また、利用限度額内であれば自由に借入・返済ができ、返済計画の柔軟性も高いと言えます。

    しかしながら、この便利さが過度な借入を誘発し、返済困難に陥るリスクもあります。そのため、カードローンを利用する際には、自己管理と計画性が求められます。

    消費者金融カードローンのデメリットは?

    消費者金融カードローンのデメリットとして挙げられるのは、金利が比較的高いことや、過度な借入を誘発する可能性があることです。

    特に金利は、銀行カードローンなどに比べると高めに設定されています。そのため、長期間にわたり借入をすると、金利負担が大きくなります。

    また、消費者金融カードローンは手続きが簡単で審査も早いため、ついつい借入をしやすくなる傾向があります。この結果、無計画な借入により返済が困難になる可能性もあります。このようなリスクを避けるためにも、借入をする際は、計画的に行うことが重要です。

    おすすめの消費者金融を参考に自分にあったカードローンを利用して

    カードローンを扱う金融機関は、銀行をはじめ多くありますが、やはり対応が早くて周りにバレにくい消費者金融がおすすめです。消費者金融のカードローンは、昔はよくない面もありましたが、今はWEB申し込みが主な方法になり手軽に申し込みや各種手続きもでき、とても便利になりました。

    金利面などメリットにならないこともありますが、無利息サービス期間や随時返済など、利用の仕方で利息を減らすことは可能です。

    ここで紹介した大手消費者金融の違いを目安にすれば、自分にあうカードローンを選択しやすいはずです。また専業主婦や学生など、ここで紹介した消費者金融に申し込みできない人も、他の貸金業者の方を探す参考にはなるはずです。

    カードローンは、使い方を間違えなければ困った時の助けになるものです。お金が一時的に必要になった時は、上手く活用して乗り切ってください。